「こころ」で感じてる?「思考」と「感情」の違いについて。
「思考」と「感情」の違いについて
って書くと、それは違うだろう〜って分かっている人は多いと思う。
心理を学んだり、心と体と魂について探求してきた私も
何度も触れてきた所だし、
たくさんのことを考え、思い=思考
そして感じてきた=感情
つもりでいた。
本当に「考える」「思う」=『思考』と、「感じる」=『感情』の違いが
腑に落ちているか。
私みたいに「つもりでいる」人が
たくさんいるような気がする。
なによりこの違いについて理解することは
自分らしく「しあわせ」に生きる
はじめの一歩のように感じた(こころ)ので
今日は「思考」と「感情」の違いについて
書いてみようと思います⭐︎
端的にいうと、
「考える」「思う」という『思考』は頭脳の担当で、
「うれしい」「悲しい」という『感情』はこころと身体の担当です。
こころと身体は繋がっているので、
こころが動くと、必ず身体も反応します。
例えば、怒りがこみ上げると、かぁーと熱くなり頭に血が上ります。
緊張すると、身体が固まって手足が冷たくなります。
逆に身体を動かすと、自然とこころにも変化が現れます。
例えば、ムカムカした時に、手を高く大きく広げ、胸を開いてみてください。
その状態で、怒ることはできません。
自分の気持ちがよく分からない人、
感じることが苦手な人は
身体に意識を向け、身体の感覚をじっくり味わってみましょう。
足の裏の感覚、足の指の感覚、ふくらはぎ、足全体、
腰、お腹、背中、肩、首、あたま
ひとつひとつ意識を集中させ、
動かしてみたり、触ったりもしながら、
どんな感覚か。
何を感じているか、感じてみましょう。
気持ちいい?
ちょっと張ってるかな?
固い?痛い?...
では「しあわせ」は
頭で「考える」「思う」もの?
こころで「感じる」もの?
どちらだと思いますか?
目を閉じて「しあわせ」をイメージしてみよう♪
私のイメージは
温かい砂浜に寝転がって、波の音を聴きながらくつろいでいる。
気持ちがいいなぁ
人の優しさに触れ、笑顔を向けられている。
うれしいな、ありがたいなぁ
美味しいコーヒーや紅茶を丁寧にいれているひととき。
その時の五感で感じる香り。
はぁ〜いいにおい♡
そしてそれをお気に入りのカップに注いでゆっくりいただく。
しあわせ〜♡
イメージするだけで、顔がゆるみこころがゆるみます^^
みなさんはいかがですか?
こんな風に、胸のあたりや身体が、そして自分の内側から
じんわり湧き上がる温かい感じ。
それをこころで感じるのが「しあわせ」かなぁと思います。
逆に
私は◯◯大学を出て、◯◯企業で働いている。
みんなの憧れや人気の街、◯◯に住んでいる。
たくさんのモノに囲まれて、何不自由なく暮らしている。
健康だし、仕事もあるし、お金にも困らない。
だからわたしは「幸せ」です。
少し言い方を変えてみます。
いい大学を出て、いい会社で働けたら、自分は幸せになれるのか。
住みたい街に住んだら、自分は幸せになれるのか。
たくさんのモノに囲まれて、不自由がなかったら自分は幸せになれるのか。
健康だったら自分は幸せになれるのか。
仕事があって、お金も十分にあったら自分は幸せになれるのか。
それは、あなたが本当に望んでいる「しあわせ」ですか。
これらは全て、条件づけて頭で「考え」
定義したものです。
「しあわせ」はこころの中の、「感情」で感じるものであり、
頭の中の、「思考」から作り出されるものではありません。
しあわせになるとは
自分にとっての「しあわせ」を考えたり、分かったり、想像することでは
不十分のよう。
イメージできても、それを「感じる」ことができなければ
満たされることはないのです。
「答え」は自分の中にある。
これも有名な言葉ですね。
今日の話に当てはめてみると
「答え」=「しあわせ」
「自分の中」=「こころの中」=「感情」にある。
『しあわせは感情にある。』
このことが分かったら、
外を見渡すのではなく、新しい情報や知識に食いつくのではなく、
今度こそ、しっかりと、
「感じる」ことに意識を向けてみよう!
「しあわせ」は自分のこころの中にあるのだから✨